気ままな暮らし

お金に関すること、世の中に関すること

ビットコインで世界が激変していく②

ビットコインが世界で広がっていくのに重要なニュースを見てみましたが、他の国々
もいろいろと動き出しています。


アメリカでは、司法局が合法的な取引に利用される可能性があるということを認
めたり、ドラッグ取引などのアンダーグラウンドでの取引を取り締まるといったことか
ら、ビットコインが通常の通貨として使われる可能性が高くなるという認識が広まっ
てきています(この原稿を書いている途中に、ビットコインに関する公聴会も開かれ
ました。規制するというより、新しい通貨のルール化をしていくといった内容になって
います)。

一方、ノルウェーは、通貨としては認めず、資産扱いでの課税を考えています。つ
まり、通貨ではないけど、資産価値はあると認めたことになります。


インドは中国と同じようにビットコインでの取引所を犯罪に利用される可能性があ
るとして、閉鎖させました。


このように、経済活動への影響が出てきていることから、禁止したり、黙認したり、
税制を整えたりと、対応はバラバラです。


日本は、ようやく調査を開始したという状態で、日銀の黒田総裁は『関心を持っ
ているが調べている状態』とコメントするに留まっています。

また、2014年1月16日には、全国銀行協会の國部毅会長が、「銀行システムを
介さない決済手段として注目している。投資対象としての側面もあって、世界的
に利用が拡大している」、「利用者の保護などの観点から法令上の位置づけを明確化し、適切な規制の在り方を検討する必要があるのではないか」と記者会見で述べました。


このように日本では、まだまだという感がありますが、世界では無視することができ
ない存在になっているのがビットコインなのです。